「君が好きを分かるまで」を読みました。

皆さんお疲れ様です。ヘルシングに全部ブッ壊された男、やねろくです。もう台無しや。

この度素人の分際ではございますが、およそ本1冊分ほどのライトノベルを書かせていただきまして、お話を創る事を無下には扱えないなと思っております。以前感想の優劣はありますが。「俺の方がおもしれーし……。」みたいに思うお話も世の中にはあるので。醜いって?そうだが?

まぁアレは完結したっちゃしたので本業に戻ります。

じゃ、えっち漫画読もうね。

【悲報】虫統一パ、飛行ボス・炎ボスの前で立ち尽くす。

もうどうすりゃいいの。かわいいダニみたいなのはバルカン300みたいなっちゃったし。詰みだよ。

 

さて今回もワニマガジン社からですね。

「君が好きを分かるまで」 ごさいじ著 です。

最高。

 

 

 こちらはごさいじ様の2冊目ですかね……?例によって一切調べずに記憶だけで書いて……。こんな事書いてる間に調べられるのでは?2冊目ですね。あってた。

もちろん1作目「同人作家はコスプレえっちの夢を見るか」も買ってますとも。めちゃめちゃ良いですのでオススメ。よって作者だけで買いました。今日。で、読んで、今コレ書いてます。しょうがないじゃん、しばらく書いてなかったんだもん。

 

こちら8本の短編が載っており、その内

1.卒業reward

2.卒業reward~fin~

と、

3.アマイアイマイ 前編

4.アマイアイマイ 後編

が続きモノですね。そして残りが短編。……う~ん理想バランス。

キャラに愛着が湧く長編と、多様性を楽しめる短編のバランスは1冊にまとめる場合非常に重要な意味を持ちます(適当)

じゃあ感想を……、と言いたいところですが、いつも各話の感想だけを並べて最後に絵の話して面白かったつって終了。って流れでしたが、ごさいじセンセに限ってはもっと違う話をしなくてはなりません。

私が思うごさいじさんの最もmost importantなところ、これだけは話さなければならないポイント。そう、「鼻」ですね。

 

 

「鼻」

 鼻です。この漫画家様を勧める最大の理由が鼻にあります。

そもそも皆さん鼻を軽視していませんかと。特徴として絵に出ないもんだろと。そう愚かな考えを持っていませんかね?ゴミめ。俺は思っていました。どうも、ゴミです。

今まで様々なえっち漫画を読んできましたが……、すみません。自分の好きなジャンルに限り様々なえっち漫画を読んできましたが、ごさいじ大先生の前作「同人作家はコスプレえっちの夢を見るか」を読んだとき、なんかこうビビッと来たんです。何がとは言わないんですけど。あっ、鼻ってこんな”イイ”んだ……。って。

 そもそも鼻ってたぶん顔の状態が分かる指標になるんですね。顔の角度とか陰影とか。中心にある突起ですもんね。日時計です。だからだと思うんですけど、鼻があるイラストとか省略しない漫画って凄く自然に見えると思うんです。ま、今時二次元の漫画的顔ってみんなスッと入ってくると思うんですけど。関係ないけどめっちゃ昔の人にイラスト見せたらどう感じるんでしょうね。知るかボケ。

 あとですね、単純に鼻がツンと立っている顔ってキレイですよね。個人的には菅田将暉とかそういう事だと思うんですが。あとクソ二次オタクに分かりやすく言うなら「ハンター×ハンター」のマチでしょ。アレはまさしく鼻美人と言えます。せやろ?

そういう端正な顔の感じがごさいじ神の顔の書き方にあります。いえ、マチの感じはタイプが違うと今思いました。まぁ書き直すのめんどいので消さないんですが。とにかく鼻の形がキレイだと美人に見えるってコト。

そして、その鼻のキレイな形が正面でもしっかり書いてあります。勲章もんだな。正面の鼻って正直結構レアです。その位置にちょっと縦線引いてあれば我々は鼻を十分に認識できるんですが、丁寧な鼻となると立体感がダンチなんですね。哲のバディじゃないですよ?

 さて、今正面顔の話になりましたが、鼻をしっかり描くとネックになる角度がありますね。顔なのにネッ……。いやなんでも。

はい、下から見た鼻ですね。これは難しい。下手するとデイビットになってしまいます。そうそれ、ネウロの。

下からの鼻をしっかり立たすとちょっと間抜けな印象になりますね。最悪ぶさいくにまでなりえるやもしれません。たぶん、だから上目遣いとかいう技術が世の女子に広まったんだと勝手に思ってます。

特に女の子の可愛さ、美人さに重点を置くえっち漫画においてぶさいくに見えるのは何としても避けなければなりません……。が!!

このごさいじ大明神の漫画は違いました。特に「同人作家はコスプレえっちの夢を見るか」のシリーズの締めである「レイヤー彼女は推し作家の夢を見るか」におけるえっちシーンは素晴らしいと言わざるを得ません。我感涙可?

なんとこの拭い切れない間抜け感を”柴犬のような可愛さ”へと、ぶさいく感を”一心不乱さ”へと昇華させたのです!!!!!すんげぇや!!外人ニキも喚起するでしょう。

思えば犬とかいう生き物とかも、顔面配置を人に置き換えたとすれば鼻は下から見たように見えています(暴論)なので、下からの鼻も有り様によってはペットの可愛さのようなホッとする類のキュートを感じることができます。ウチのきゃs

また、ぶさいく感にしてもそれはあくまで、その瞬間を切り取った冷静かつ偉そうな第三者視点の話でしかありません。えっちな場面で対峙した当事者視点からすればそんなの、その、アレですし。……ちょっと俺の経験にこの感情を説明できるシチュエーションがないんですけど…………。

あ、あれは!?

つまりそう見えるような状態も気にしていられないという必死さが見えてくるんですね。

なお、これはこのぶさいく感を完璧に打ち消した上でなお可愛い、という非常に強い鼻パワーがなくては成立しません。少なくとも今までごさいじ神宮球場でしかお目にかかれませんでした。

うーん……。すごいね。

 あと、最後の要素として。これらの”良い鼻”はすべて男性にもぬかりなく搭載されています。これの良い点が2つあるんですが、まず単純に男の子も顔がいいので不快感がないです。まぁこれは俺の好みの話なんですが。全部そうだね。なにせ俺は顔がいいので、男がはげデブおっさんとかだとムリなのです。俺も顔がいいので。

 もう一つがこれメチャ画期的なんですが。先ほどの間抜け感やぶさいく感が、そのまま受け男の情けないツラとして適応されるって事なんですね。なるほどね!

さらにさっきの話、ぶさいく感が一心不乱さに転じるって事は~~?

そう!必死かつ情けないクソ童貞が最大のリアリティを持って顕現するってコト!!

 

いやはやコレは素晴らしい鼻の話ですね。是非ともこれからごさいじ先生には華々しい作品を世に放って欲しいところです。

(※ここはあとで差し替える)

 

 

面白かった

今回は内容にはほとんど触れてないんですけど、お話もめっちゃいいです。上述を活かしたヘタレ男が多いですがその男どもにも良いところが俺よりかあるし、シチュエーションも多彩で、あと安全です。安心して読めます。脳が爆発しません。

これね、マジでオススメなので2冊とも買いましょう。

じゃあまた会いましょう。来年とかで。